人形

僕は人形が好きです。
それは子供の頃の雛人形やリカちゃんに始まり。
父親に連れられて行った「四谷シモン-人形愛」展で目覚め。
今ではすっかり人形に囚われています。
日本人形からビスクドール、そして球体関節まで。
「人形愛」でうけた衝撃は未だはっきり蘇ります。
人形ってなんなのでしょうね?
限りなく人に近く人の対極に位置するものか、などと考えてみますが。
結局、人形は人形である、としか言えないのでしょう。
ただ僕は人形に向きあっている時、
とりこまれそうな感覚と、壁と、圧倒的な時間の流れを感じるのです。
そうしてる時間がたまらなく好き。
ただ、それだけ。